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PD1ファイル解析情報

※データの無断転載は固くお断りします。

ファイルフォーマット概要

.pd1ファイルは、XOPSのポイントを構成するファイルです。
X operations TOOLS ポイントエディタによれば、PD1の正式名称は"Point Data Version 1"です。

座標とパラメーター情報を持った「ポイント」と呼ばれるものが記録されています。

ファイルフォーマット詳細

ファイル構造

ファイル構造は以下の通りです。
ポイント数によってファイル全体のサイズは可変しますが、各要素のデータ長は固定です。データの並び順はリトルエンディアンです。

ファイル構造
[2Byte]
ポイント数
[20Byte×ポイント数]
個々のポイントデータ
 ・16Byte:座標と向き(xyz+r)
 ・4Byte:パラメーター

ポイント数

ポイント数を表します。
本家XOPSの場合、一部バージョンでは最大256個(0x0100)のポイント数を読み込みますが、基本的にポイント数は最大200個(0x00C8)のため、2バイト目は原則0x00になります。

ポイントデータ

ポイントデータの実データを表します。前述のポイント数分、本ポイントデータを定義します。

●座標と向き
ポイントの座標と向きを定義します。
float型(4Byte)のX/Y/Z(3軸)と向きで、計16Byteです。
座標軸は左手系座標で、X-Z平面が水平 Y軸が高さです。向きの単位はラジアンであり、X-Z平面のY軸回転です。Z軸の正方向が0.00[rad]、X軸の正方向が1.57[rad]となります。

●パラメーター
ポイントが持つパラメーターです。1バイト目が第1パラメーターで、4バイト目が第4パラメーターです。
char(signed char)型(1Byte)でパラメーター4個分、計4Byteになります。